近年、卸業者や問屋といった中間業者を省いた、いわゆる"中抜き取引"が増えています。
インターネットの普及により、野菜やお肉といった食料品を直接生産者から購入したことがある人も増えてきていると思いますし、書籍に関しても著者と読者が取次や書店を介さずに、買うことができます。
iPadなどのタブレット端末といったデバイスの進化も、直接取引の流れを後押ししているようです。
その中抜き取引は、住宅業界にもどんどん増えているようです。
賃貸、購入いずれにせよ不動産会社に頼めば「仲介料」というものを支払う必要があります。しかし、最近では仲介業者に頼らずに物件を探せるインターネットのサイトが増えていますので、そのサイトにより契約することで、仲介料を支払わなくて済むのです。
例えば3000万円のマンションを購入する場合、100万円近くの仲介料(3%)を支払うのが、ゼロになるのです。
100万円分の費用が浮くのであれば、その分をリフォーム費用とか家具の購入費用にあてることができます。
ただし、一概に仲介料を支払うのがもったいないという考えだけで、直接取引するのにはそれなりのリスクを伴います。
それは、住宅知識の有無により、勉強不足の方が取引した場合は、失敗する確率が高くなるということです。また、失敗するしないかかわらず、直接取引は自己責任がより求められることになります。
仲介料などが不要になるメリットをうけるなどの進化した取引の恩恵を受けるためには、一人ひとりが正しい知識や情報を身につけ、良い買い物を実現する準備を進めていく必要があります。
今後は、買物においても賢い人とそうでない人との、良い買物が出来る格差は広がることだろうと思います。



