仙台市のオフィス空室率がニュースに出ていました。
空室率は、4月末現在で20.63%とのことです。
少し前にお知らせした東京主要5区のオフィス空室率が8%台だったことを考えますと、ものすごい空室率だと思います。
ちなみに仙台市の空室率は主要都市の中で最も高く、2番目は福岡市の15.3%とのことです。
この20.63%の空室率は単純計算では5階建て以上のビルであれば必ず1室は空室があるということで、怖い数字です。地方の景気が冷え込んでいる象徴と言えるのではないでしょうか。
賃貸住宅が過度の供給過剰や人口減少により、供給過多になっている状況と同じく、オフィスビルも会社倒産や営業所の閉鎖などで、どの地域においても空室は増えています。
賃貸物件のオーナーに関しては、会社と同じく一事業主であるため、空室が増え次のテナントが決まらず収入が減少しても、政府からの補助が出るわけでもなく、救済手段はありません。
今後、賃貸物件を手放す貸主も増え、または自己破産する貸主も増加するのではないかと思います。
都会での若年層の一人暮らしについても、職が無く賃料が払えなくなり、田舎に戻らざるおえない人も増えているとのことで、主要都市部の1R事情も傾きかけています。
このような状況の中、何をどうすれば生き残れるのか皆目検討がつかないというのが本心です。
ここまでくると、良い悪いは関係なく、土地神話の復活ではないですが、土地転がしでもなんでもいいから中国のように不動産バブルを起こして欲しいとすら思ってしまいます。



