ある不動産鑑定会社さんが発表している首都圏の分譲マンションの平均賃貸料についてお知らせします。
2010年1月の首都圏・分譲賃貸マンションの平均賃料は1平方メートル:2,619円とのことです。
この金額だけではピンとこないとは思います。
1R・1Kの部屋の広さが20平方メートルくらいですから、52,380円となります。
東京の人はあれっ?安いなと思うかも知れませんが、この金額は東京の他に、神奈川・埼玉・千葉も含まれた平均となっています。
ちなみに東京だけですと、平均は1平方メートル:3,130円です。
20平方メートルですと、62,600円になります。
この金額でも意外と安いんだなと思いました。
最近の不景気で賃料は下落傾向ではあるのですが、驚いたことに1年前の平均賃料は2,620円であり、現在と全く変わっていないんです。
しかも、2年前の平均賃料は2,482円であり、今のほうが高いんですよね。
この平均賃料は分譲マンションを賃貸にした場合であり、分譲マンションですから賃貸よりも高級なしっかりした物件が多いので、普通の賃貸専用の物件とは若干違いが生じるとは思いますが、平均賃料が上がっていることには個人的には正直驚いています。
実際バブルがはじけた後も地価が恐ろしく下がっても、賃料はそれほど影響を受けませんでした。
そこに気付いた売買が主力だった大手一流不動産会社がこぞって賃貸に力を入れました。
その結果、高層賃貸マンションなどの建設ラッシュとなり、今の賃貸住宅飽和状態を引き起こしています。
今後景気が回復しなくても極端に首都圏の平均賃料は下がらないと思います。
なぜなら首都圏は人が集まるからです。首都圏に限らず、人気のエリアの建物はニーズがあるため賃料が維持できます。
一方、首都圏以外の地方や、人気のないエリア、エリアに限らず時代のニーズにマッチしない物件の賃料は下落の一途だと思います。
この不景気で会社・お店が次々なくなっているように、大家さんも賃貸物件を維持することが出来ずに物件を手放さなくてはいけなかったり、場合によっては自己破産するような人も出てくるのではと思います。



