賃料が下がっている話を以前しました。
昨日ある不動産情報サイトで1K・1Rを新宿区で7万円以下に設定し検索しましたら500件以上該当し、正直びっくりしました。
もちろん安い価格帯の物件は築年数が古かったり、和室だったりと今の時代にマッチしていない建物が多数では有りますが、東京23区のしかも人気のある新宿区でこんなにあるとは昔に比べると随分安く借りられるようになったんだなぁと思います。
入居者が決まらなければ、賃料を下げるなどの手を打つ必要が生じますが、現在の状況では妥当な値下げ幅というものが正直分かりません。
例えばもともと10万円の賃料を9万円に下げたとします。
そうしますともともと10万円の賃料では見向きもしなかった8万円くらいの予算の人が値引き交渉をしてきます。10万円が9万円になったからと、9万円の予算の人が見てくれるわけではないのが今の現状です。
お客様の大前提が、バブル崩壊後より賃料は交渉で下がるものと認識されてしまっているのです。
昔は値引き交渉があった際は、千円、2千円の値引きでお客様も満足していました。
しかし今は、自分の予算を押し通すお客様が増え、無理難題とも思えるような交渉を平気でしてきます。
分かりやすく言えば大型電気量販店の店員とお客の値引き交渉みたいな感じです。
値引き交渉がまとまらなければ、お客様はすぐ他の物件を探し、最終的に交渉がうまくまとまった物件に決めるという流れになっています。
これだけ賃貸住宅が余っていたら、値下げ合戦はどうしようもないというのが個人的意見です。
どうしようもないというよりも入居者を早く決めるには必然的に賃料を下げるしか選択肢がないのが今の状況だと思います。
その内、驚きよりも思わず笑ってしまうような新宿区で1Rバストイレ付マンション賃料2万円みたいな破格の賃料設定の物件が出てこないかなぁと思っている次第です。



