九州に拠点を置く安売りスーパーに『TRIAL』というお店があります。
関東にも進出していますので、知っている方もいるかと思います。
このスーパーは価格が地域で一番安いのをモットーとし、業績を伸ばしています。
安い理由は、配送も自社で行い、店舗は閉店したお店を居抜き(陳列棚等前のお店が使っていたものをそのまま利用する)で借りることにより開店準備資金を減らしたり等々並々ならぬ企業努力をしています。
他にも地域一番店をモットーにしているお店はたくさんあるかと思います。
大手では西友が『もし万一当店より安い他店の特売チラシ商品があれば、チラシをレジでお店下さい。その価格で提供します。』とうたっています。
最近いろんなお店で特定の商品に『A店では〇〇円でした。(〇月〇日)』というような表示を掲げ、その店が安いのをアピールしているのを見かけます。
その価格差も1円単位の競い合いです。
もともと特売品は集客の為のアイテムであり、特売品だけ見ると赤字の場合も多々あるとのことです。地域一番店をうたっている以上、赤字だろうが無理を承知で安くしていると思います。しかしながら無理してやっていることはいつかは歪みが生じてくるものです。
地域一番店の争いに参加し王座を取れても、次から次に挑戦者が現われますし、争いに参加しなければ、消費者が離れ淘汰されてしまいます。
この価格競争の行く末はどうなるものかを考えるとものすごく恐ろしくなりますが、行く末が来る前に景気が回復することをただ祈るばかりであります。



