賃貸・売買に限らず空き物件がとても多くなっています。
戦後は住宅不足という確固たる理由があり、国も全国にニュータウンと呼ばれる大型団地などを造りました。
また、ベビーブームと呼ばれる世代が大学に進学した時代には大学周辺の学生用の賃貸アパート・マンションも足りず次々に建築されました。
過去にはそのような住宅不足という要因を基に住宅を増やしてきましたが、今ではその住宅不足という大義名分は消滅し、利益のみの目的で建物を建てている時代になっていると言っていいのではと思います。言葉は悪いですが、必要以上に建物を造ってきた(いる)のです。
今は住宅不足でなく、住宅過剰です。
利益を主目的として建物を建てている以上、賃貸・売買に関しても住宅・建物は今やお店に並ぶ一商品と同じです。
同じような商品がたくさんあれば、高いものは売れませんし、借りません。
同じ駅徒歩5分の同様な建物であれば、安いほうが決まります。
住宅業界が利益を追求する業となっている以上、今の余った物件をなんとかするためにはディスカウントショップ同様に安売り合戦をするしか方法はないのではと思います。
どんどん価格や賃料が下がり、採算がとれない物件が出ても仕方がないのです。
住宅業界もどこかの大型電器チェーン店ではないですが、他店よりも高い場合はそこの値段よりも安くしますみたいな時代になる日も来るのではなんて思ったりもします。
また、安くして今の空き物件をなんとかしても、次々に新しい建物を建てているという現実があり、国が何らかの規制・制限をしなければ恐ろしいことになるのではと思っています。



